※ネタバレあり。あくまで個人のたわごとです。
いよいよシャアが本格的に動き出します。
アムロの活躍で当初の危機は脱したものの、サイド7は既にガッタガタのボッロボロ…
今回は、ピリついた雰囲気の中、アムロとカイのパワハラ被害が印象的でした。
時代だろうか…
- 壊滅的な被害を受けたサイド7は、民間人の支援を受けながらホワイトベースの発進準備を進める。
- シャアは、生身で潜入したサイド7内で妹と再会するが、話す間もなく別れてしまう。
- サイド7を脱出した両陣営は、宇宙空間でMS戦を繰り広げ、アムロの乗るガンダムがシャア専用ザクを撃退することに成功。
民間人をフル活用
ジオン軍はいよいよサイド7にガッツリ攻撃を開始、
ムサイではスレンダーがシャアに帰艦報告をしますが…
お前、いつ腕折ったんだ⁉
写真撮ってきただけだろ!
しかも、ガンダムの強さもイマイチ信用してもらえないという…
さてはこいつ、ちょっと無能タイプの奴か⁉
それならデニムが待機させた理由も分かりますね。
一方、ホワイトベースは脱出準備を進める中、ジオンの攻撃によって、艦長のパオロ・カシアスが負傷。
その他の正規兵もほとんど全滅状態の中、頼れるのはサイド7の民間人たちです。
そしてこの時、ホワイトベースの操縦できる奴いねぇ問題に自ら申し出るミライ・ヤシマ。
「クルーザー級の操縦技術が役に立つかは分かりませんが」ドヤァ
因みにこの時点では、ガンダムのパイロットまで民間委託してる事は、誰も知りません(フラウ・ボゥ以外は)。
え…サブタイトルと違くね⁉
ムサイの中では、シャアがドズル中将に連絡をしますが、だいぶ怒っておられる様子。
「お前が連絡の一つもしねぇで帰りも遅せぇから、作戦の成功祝いの準備が無駄になったわ!」
普通、こんなゴツイ上司にキレ散らされたらビビりそうなもんですが、そこは流石のシャアですね~。
謝罪するどころか、連邦のV作戦を察知したことを報告し、ドズルの掌を一気に返させます。
その勢いで、補給の要請もするんですが、やられたザクは2機だったのに、ちゃっかり3機くれって言ってるんですよね。
「戦いとは、いつも2手、3手先を読んで行うものだ」
これって、この後スレンダーがやられるの織り込んでる⁉
あと気になったのは、この時ドズルは
「敵MSは破壊せずに捕獲しろ」
って言ってますが…え、サブタイトルもう一回
誰もこんな命令してないっていう…
やってますね少佐。
このやり取りからも分かるように、上司の命令なんか無視して成果を追い求めるタイプ。
上司からしたら好き嫌いは分かれるだろうな~。
この後、シャアは補給を待たずに生身でサイド7に乗り込みます。
自分が少佐とか、艦の責任者とか、もうどうでもいいんです。
彼の自由にやらせてあげて下さい。
時代の価値観…なのか?
このあたりで、ようやく子供がガンダムに乗っていることが軍に知られます。
ブライト「子供がガンダムに乗っています!降ろさせます!」
お前も入隊6ヶ月やろがいっ!
まぁ、降ろさせる判断は賢明として、作業の指示したときに聞かなかったんか?
アムロの反応的にも、なんか一方的に命令された感出してるし、ちょっとこの辺りでブライトの印象悪いですね。
その頃、セイラ達は逃げ遅れた人を捜索しに外に出ます。
すると、入れ替わるように駆け込んでくる男が…
カイ・シデン登場です。
フラウ・ボゥ「もう他の人はいませんでしたか?」
カイ「し…知らねぇな…爆撃の跡を避けながらやっとたどり着いたんだ」
これにセイラが怒りの平手打ち‼
…え、なんで?
「それでも男ですか、軟弱物!」
「あなたみたいな人、サイド7に一人で残っているといいんです」
いや、言い過ぎ!
一般人のカイにそれは酷だって…
しかも、その後ちゃんとリュウの手伝いはしてくれてるし。
善い不良やん。
ブライトといい、セイラといい、この感じが時代的に正義だったんですかね?
シャア無双
不穏な気配を察したサイド7側は、コロニーに残ったV作戦の部品類をアムロに処分させることに。
ブライトは不服そうですが、艦長は
「古来、15、6歳の出陣が無かったわけではない」
と、ブライト(19歳)を諭します。
一方、ドズルに対して
「ミサイル、弾薬が尽きたので…」
とか言ってた割には、豊富な援護でサイド7に侵入成功するシャア。
ノーマルスーツも特別仕様、ヘルメットのデザインが何ともハイセンスですね。
コロニー内では、残骸を調査している所をセイラに見つかりますが、驚異的な蹴りの間合いにより、銃を弾くシャア。
この距離どうやって詰めた⁉
この瞬間、互いに生き別れた兄妹であることに薄っすら気付きますが、ゆっくり話す暇がある訳もなく、事態は進行します。
その後、ドックから外に逃走しようとするシャアに対して、総力を挙げて撃ちまくるも、まぁ~当たらない!
宇宙空間に逃げた所ではアムロも狙いを定めますが、そこはまだ少年、生身の人間を撃つのを躊躇ってしまいます(結局撃つんだけど)。
お前が言うな!
ガンダムに続き、ホワイトベースもサイド7から発進します。
正規兵に代わり、艦の操作を行う民間人たち、どいつもこいつも有能すぎぃ!
緊張しながら操舵するミライに対して
ブライト「肩に力が入りすぎなようだ…大丈夫」
お前もな!
シミュレーション経験2回のリュウに対して
ブライト「素人よりは確実だが…」
お・ま・え・も・な!
とは言え、ちょっと指示が的確すぎんか⁉
これ、ブライト人生何周かしてますね。
アムロとシャアの初対決!
サイド7を出たホワイトベースに対して、ムサイがミサイルを発射しますが、これをガンダムが迎撃。
え…2発目ホワイトベースに当たってね?
そして、シャアが乗るザクが、満を持してアムロの前に現れます。
しかし、通常の3倍の速度で動くシャア専用ザクに対し、互角の運動性を見せるガンダム。
加えて、マシンガンの直撃を受けてもビクともしない装甲を目の当たりにし、驚きの様子です。
スレンダーの報告、ガセじゃなかったんかい…
そして、初見のビームライフルに対しては、
「当たらなければどうという事はない」(名台詞!)
と、強気のシャアですが、いざ当たってしまうと…
この威力!
スレンダーのザクを一撃で破壊すると、いよいよこの男にも戦慄が走ります。
シャア「い、一撃で…一撃で撃破か…」(わかる
アムロ「い、一撃で…ザクを…」
いや、お前はさっきビームサーベルで2機瞬殺しただろ!
これは流石にヤバいと感じたシャアは、一時撤退を決意します。
ブラック企業に就職内定…
2戦目でもザク撃破&シャアを撃退の戦果を上げたアムロ。
祝勝パーティーで迎えてもおかしくない活躍でしたが、待っていたのはブライトのダメ出しでした。
「ガンダムの性能を当てにしすぎ」
「甘ったれるな」
「ガンダムの整備をしておけ」
上司ガチャ外れたー‼
いつの間にかガンダム任されてるし。
これから、馬車馬の如く使い倒されるであろうアムロが不憫でなりません…
まとめ
はっきり言います、今のとこブライト超イヤな奴。
絶対士官学校で同期に嫌われてたタイプの優等生ですわ。
ジオン側はそれとは対照的に、シャアの強かさが際立っていました。
正面からぶつかるアムロと、上手く受け流すシャア。
アムロにはこれから、どうにかブライトを見返して欲しいものです。
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