※ネタバレあり。あくまで個人のたわごとです。
戦況は変わらず、追走を続けるガルマ達と、敵の制空エリア突破を目指すホワイトベース。
そんな中、以前からちょいちょい様子がおかしかったアムロが、またストレスMAX状態に…
いくらガルマが無能だと言っても、ガンダム無しで太刀打ちできるのか⁉
ブライトが気合い入れに行きます。
- ギスギスした空気の艦内では、アムロの精神が限界に達し、ガルマの部隊と戦闘に突入するも、ガンダムでの出撃を拒否する。
- 当初、ガンキャノンとガンタンクでの対応を強いられる中、ブライトがアムロに渇を入れ、目を覚まさせることに成功。
- ガンダムの活躍により、戦闘に勝利し、連邦軍からの補給を受けることができたものの、引き続き作戦を継続するよう伝えられる。
揉めまくり艦内
冒頭からメッチャ疲れてるアムロ。
フラウに説教されますが…そっとしてやれ。
「その癖やめなさい」
妙にシュールなトーン。
「連邦は僕たちを囮にしてるんだ…」
疲れすぎて陰謀論まで唱え始めました。
もう寝とけ!
ブリッジでは、ようやく参謀本部から通信が繋がります。
しかし、届いた指示は、
「敵の戦線を突破して海に出ろ」
援護は無い様子、地獄か。
今度は、食堂でカイが料理長みたいな奴と揉めてます。
「なんでアムロとリュウだけ食事の量が多いんだ」
「ブライトの指示だ」
この艦は何処でも揉め事起きるな…
リード「今度大きな戦いが合ったら支えきれん」
ブライト「だから、どうしたら生き抜けるか考えているんでしょう!」
艦の主導権、まだブライト(19歳)でいいの?
リード「生き抜くだけなら簡単だよ」
「ホワイトベースを捨てればいいんだ」
ガチか…
避難民を降ろすって言ったり、艦を捨てるって言ったり、もはやこの男、自分が軍人って事忘れてますね。
今度は別のジジイが…
キッカ達に励まされたアムロは、少し元気を取り戻して食堂に来ますが、
そこで目撃する、子供の食事を盗み食いするジジイ。
地味に衝撃の光景…
居たたまれないアムロは、自分の食事を分けてあげますが、
「アムロ、ちゃんと食べなきゃダメよ」
フラウに叱られます。
「だったら、こんな所で食べさせるな」
と、出て行ってしまうアムロ。
これはそうだろ。
避難民がこんなに余裕ない時に、自分だけモリモリの食事とか、普通耐えられない…
料理長の奴もフラウも、空気読めなさすぎですね。
ガルマ、色々と落ち着け!
リードは割とマジでホワイトベース捨てる気らしい。
当然、反対するブライト。
クルーに指示を出し、パトロールを命じます。
しかし、さっきの件で更に心が荒んでしまったアムロは、これを拒否。
少し持ち直したと思ったんですが…
アムロを気遣って、リュウとハヤトでパトロールに出ます。
ジオン側では、ガルマが自ら出撃するようです。
この特注ヘルメット、ダサ…
シャアのと同じデザイナーでしょうか。
カラーリングも何とも…
そして、ドップってそこから乗るの⁉
引き上げる装置みたいなの、デカすぎんか?
出撃しようとすると警報が…ハヤトたちのコアファイターを補足したようです。
戦果が欲しくて焦るガルマですが、冷静に引き留めるシャア。
コアファイターは、ガウと戦闘するには火力不足のため、一旦帰艦します。
ガウの右側に2機飛んでたハズですが、この映像、位置関係逆ですね…
シャアの分析では、この敵の偵察は、弱みをカバーするための情報収集と…
つまり攻めるチャンスだそうです。
…そうだっけ?
ブライトは何となく偵察出してたような気もしますけど。
ひとぉつ!
という事で、ガウでの追跡を開始します。
なんか山に擦って軽い事故起こしてますけど、特に意味はないようです…
伏線も何も無し。
帰艦したコアファイターは、MSに換装してすぐに再出撃。
カイ「また棺桶入りかよ」
初出撃で、ガチ棺桶入りしかけた割には軽いセリフ。
一方、アムロはまだ部屋でグズってました。
何度も前線に出させられて、いい加減ウンザリしている様子。
痺れを切らしたブライトは部屋に凸ります。
「貴様なぜ自分の任務を果たそうとしない⁉」
アムロに渇を入れますが、彼には届きません。
「そんなにガンダムを動かしたいなら、あなた自身がやったらいいんですよ」
「できればやっている!言われるまでもなくな!」
「僕だって、できるからやってるんじゃないんですよ…」
この一言に、あの有名な一撃が!
バシィッ!
「な、殴ったね⁉」
「殴ってなぜ悪いか?貴様はいい、そうして喚いていれば、気分も晴れるんだからな」
ミュージカル風の良い姿勢。
ここではまだ2発目は来ませんね。
ふたぁつ!!
外では、ガンタンクとガンキャノンの2機で対応を強いられる状況。
ガンダムが出てこないことを悟ると、ガルマは俄然強気に攻めます。
キュポン、キュポン(ガンキャノンの歩く音
そして、急な2発目。
「2度も打った!オヤジにも打たれたことないのに!」
「それが甘ったれなんだ!殴られもせずに一人前になったやつがどこにいるものか⁉」
はい、この時代にパワハラなんてワードは存在しないため、セーフ。
「アムロ、今のままだったら貴様は虫けらだ。それだけの才能が有れば、貴様はシャアを超えられる奴だと思っていた」
前半言い過ぎだが、まぁわかる。
この言葉に奮起したアムロは走り出します。
敵の激しい攻撃で揺れる艦。
「シャアめっ!」
いや、今のはガルマのせいだけど。
見た目だけじゃない怪しさ
ドップ編隊はホワイトベースの左側を執拗に攻撃していきます。
そんな様子を見て、感心するシャア。
「見事じゃないか、ガルマ大佐の攻撃ぶりは」
ゴソゴソ…
おい、何してる⁉
この男、またしても何か企んでるようです。
更に、ガウからの援護もしない様子。
まぁこれは、ガルマに手を出すなと言われてたからですが。
「私だって、ガルマに叱られたくないからな」
絶対思ってない…
こいつ確実に何かやりますね。
新戦術…いや、そんなに…
ようやくガンダム出撃。
ここで、試したいと言っていた戦術を披露します。
背面スラスターを使っての大ジャンプ。
ブリッジのクルーは驚きの声を上げますが…
なんか、別に真新しさは感じないのは、現代のシリーズに慣れ過ぎたからですかね?
…いや思い出した、7話で空中戦やっとったわ!
あと、宇宙でもかなりアグレッシブに戦ってるし、ぶっちゃけ、今更そんなに驚く戦法では無いですね…
とは言え、ドップ編隊への効果は抜群のようです。
味方の援護を受けながらの7タテ。
そして、次に狙いを定めたのはガルマ機。
「敵の隊長機か?」
一人だけ変な色の機体乗ってるからバレるんだよ…
逆に、よく今まで狙われなかったこと。
応答しろシャア!
あっさりビームサーベルで主翼を落とされ撃墜…
されてませんね。
これで飛べるんか⁉
フラつきながら帰艦するガルマを追うアムロ。
そんなガルマは、ガンダムを引き寄せてから、ガウの援護で落とすつもりのようですが、
ドップからの通信が繋がりません…あれれ、何故でしょうかね~。
アムロは、追跡中に連邦の輸送機ミデアと遭遇。
ガウの射程に入らないよう忠告を受け、危機を回避します。
何とか帰艦に成功したドップ。
どうやら、接触不良で通信が繋がらなかったようです。
イライラしながら、どこかで見た部品を放り投げ、
「貴様も貴様だ、私の連絡が無くても、手の打ちようはあっただろ」
と、今度はシャアに絡み始めるガルマ。
「ただ見ていろ、と言われたから。ガルマのプライドを気付付けてはいけないと思ってな」
「だが残念なのは、敵の輸送機を撃墜しようとした時、ガルマの機体が射線上にあって撃てなかった。すまんな」
と、いつもの口八丁で黙らせます。
というかこれ、「ガルマが邪魔で敵を撃墜し損ねたわ~」っていう皮肉だと思うんですが、
「いや、分かればいいんだ、シャア」
って…丸め込まれ過ぎでは⁉
美人はお得
合流した輸送機によって、ようやく補給を受けることができたホワイトベース。
マチルダ少尉によると、避難民とリード中尉は引き渡し、艦は現状のまま。
つまり、一時しのぎでクルーを務めていた民間人は、そのまま戦闘を継続ってことですね。
連邦軍イカれております。
説明を求めるブライトに対しても、
「連邦軍だってガタガタなのですから」
「私だって、依頼を受けてきただけですから、参謀本部とは関係ありません」
「(次の補給に関して)さぁ…ジオンの制空権を脱出できれば、何とか」
口調は穏やかですが、言ってることは無茶苦茶です。
挙句、
「連邦軍にも、あなた方を見捨ててはいない人がいることを、忘れないで下さい」
上のセリフも含めて、ほぼ他人事です。
しかし、ホワイトベースクルーは特に反抗せず。
なんか、マチルダさんの雰囲気に飲まれて受け入れる方向です。
このセリフをリードかワッケインが吐いてたら、多分クルーは解散でしたね。
まとめ
いろいろ納得できない説明ではありましたが、ここでようやく、お荷物のリードを手放すことができました。
これだけでも見てる方としては相当プラスです。
あと、アムロの頑張りはもっと認められても良いような気がします。
1話目から素人とは思えない活躍を続けてきましたが、
「もう怖いの嫌なんだよ!」
というのを、果たして甘えと捉えていいのか?
一見、勝手な言い分のようですが、16歳の少年の切実な叫びに聞こえます。
今までの戦いも、強制された出撃だけでなく、自分自身の使命を自覚している節もありますし…
まぁ、今回で吹っ切れたようなので、またブライトにガッツリこき使われるんでしょうけど。
…ていうか、リュウ!
お前、全然戦果上げてないのにアムロ並みにメシ食ってたんか⁉
このクルーの隠れ戦犯は、今日も丸々肥えてます。
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