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第3話「敵の補給艦を叩け!」【初代ガンダム解説屋】

ストーリー解説

ネタバレあり。あくまで個人のたわごとです。

連邦は人員が足りない、ジオンは物資が足りない。

お互いに万全ではない状態で開始される第3ラウンド。

今回の戦いで、ホワイトベース隊がイマイチ噛み合わないのは、多分リュウのせいです。

  • 弾薬とMSを消耗してしまったムサイは、旧型補給艦パプアより補給を受けることに。
  • ムサイが補給を受ける際の隙を突いて、奇襲を仕掛けるホワイトベース隊。
  • ジオンは補給艦を撃破されつつも、艦長ガデムの必死の行動により、物資を受け渡すことには成功する。

次の戦いに向けて

サイド7を脱出したホワイトベース隊は、ルナツーを目指します。

これは、宇宙資源を調達するために運ばれてきた小惑星で、連邦軍の前線基地としても使われているようです。

パオロ艦長、調子悪そう。

これ以上ブライトが調子に乗らないように、何とか復活してほしいですが…

エレベーターではブライトとセイラがギッスギスのやり取り…

2話ではどっちも印象悪かったけど、セイラの方が若干強そうですね。

一方、ムサイはあの後からずっとホワイトベースを追跡してる様子。

ジオンも懐事情が厳しいようで、パプワというボロ補給艦しか都合がつかなかったとか。

しかも3機要求したザクの補給も2機だけ。

流石のシャアもそこまで無茶は通らなかったようですね。

艦長に聞け‼

ガンダム歪んでる?…まあ、激しい戦いだったからしょうがない。

アムロは機械に詳しいという強みを生かして、一人で整備をしているようです。

ブライトは、もっとこの有能人材の評価をしてあげないとアカンよ。

ブリッジでは、攻撃を仕掛けてこないムサイについて話しています。

ミライは、敵の弾薬が尽きた説を推してますが、

「罠だったら」とビビるブライト。

ムサイに補給の兆候があるのを察知しても攻勢に出るのを躊躇います。

セイラ「艦長さんに聞いてみたら?」

ブライト「そうゆう言い方、やめてもらいたいな」

いや、いいから艦長に聞け!

明らかに最初のやり取りを根に持ってるようです。

次に、ハヤトに聞くブライト。

「はい、大きな相手でも、腰を引いたりバランスを崩した瞬間なら倒せるものです」

うん、参考にならん!

艦長に聞け!

続いて、クルーを集合させて多数決で聞くブライト。

だから艦長に聞けや!

で、結局攻撃を仕掛けることに決定。

編成はガンダムとコアファイター、場合によってガンタンクを後詰めに、と。

どうやらこの士官候補生は、戦力の逐次投入をするつもりのようです。

相手が赤い彗星なら全力投入じゃないか?

というか…いい加減、艦長に確認してくれ!

リュウが意外とポンコツ

艦の砲撃はカイとハヤトが担当。

パプアが補給の準備を進める中、アムロとリュウが出撃します。

補給隊の責任者ガデムにタメ口を利くシャア。

この年の差で、なんか良い距離感ですね。

お互い認め合ってる感が何となく伝わります。

そんなムサイに接近するこの2人ですが、逆光で戦うのを避けたいアムロに対して、正面から突っ込もうとするリュウ。

シミュレーション経験2回ならそんなもんか。

というか、アムロがもうそんな判断できてることに驚きです。

補給を開始したパプアは、ミノフスキー粒子の影響で索敵ができていません。

太陽を背にするように大きく回り込む2機は、隙を突いてバズーカで急襲。

緊急事態のジオンは、急遽ザクを外で受け渡すことにします。

ムサイ回頭!操舵グルングルン‼

リュウ、この近距離で外す。

まさに全盛期の柳沢を彷彿させる、ガチ宇宙開発です。

更に砲撃担当のカイも、

「コアファイターが邪魔で撃てねえ、どけ」と文句を垂れます。

しかし無線が通じません…あいつ回線切ってやがる!

出る前に確認せんかいパイロット候補生!

一方、シャアとアムロは2度目の対決です。

ここで名台詞

「MSの性能の違いが、戦力の決定的差でないことを…教えてやる!」

完全に自分の機体のことは棚に上げた発言…

最初は互角の戦いを続けていましたが、経験の差で徐々にシャアが押し始めます。

しかし、何度攻撃を加えても破壊できない驚異の装甲に

「ええい、連邦軍のMSは化け物か!」

どうやら、さっきの名台詞は撤回するようですね。

できるかっ!

決定打に欠けるホワイトベースでは、ハヤトがブライトに提案をします。

「カイが大型特殊の免許もってるから、二人でガンタンク操縦できます。」

いや、できるか

あぁ、できるんだ…失礼。

皆さん、大型特殊あればガンタンクいけます!

補給艦パプアも事態はギリギリ。

カタパルトが壊れてザクを射出できないと聞いて、

デニム「バカめ!手で押し出せ!」

いや、できるかっ!

しかし、ガンタンクから攻撃を受けつつも、なんとザク射出!

ホントに手で押し出したのか⁉

こっちはやればできるってレベルじゃないだろ…

と思ったら、ガデムが自ら乗り込んだ旧型のザクで2機を外に出してました。

補給部隊のメンツにかけて、意地でも物資を渡そうとするガデム。

ジオン軍人の意地を感じますね。

素直にカッコイイ!

更に、撃沈されてしまったパプワの仇を取ろうと、旧ザクでガンダムに突撃します。

さすがベテラン、ガンダムの一撃を避けつつ懐に入り込みますが、最後は性能の差が物を言ったようで、ビームサーベルの前に敢え無く撃破。

その後、後退するアムロ達を見送りながら、シャアは困惑していました。

あれだけの性能の新兵器を運用しながら、戦い方がまるで素人ということに理解が追い付いていないようです。

一体、我々は何を相手にしているんだ⁉

という所でしょうか。

またもやブライト節炸裂

ホワイトベースでは、帰艦するパイロットたちに、ブライトがまた説教です。

任務を達成して一息つくカイに

「甘ったれるな!」

前線で活躍したアムロにも

「もっと立ち向かい方を考えろ!」

しかし、無線を切ったまま、味方の砲撃の邪魔してたリュウに対しては

「ああ、気を付けてくれよ」

こいつに甘すぎるだろ!

リュウ、ヘラヘラするな!

裏で「ホントあの人を殴りたくなってきた」と言いつつも、

本人の前ではグッと堪えるアムロ、まだ3話目なのに、もう成長してますね。

まとめ

プライドにかけてシャアへの補給を完了させようとするガデム。

シャアを引き付けるというブライトとの約束を守ろうとするアムロ。

責任を果たそうとするそれぞれの思いが伝わってきた、アツい回でした。

特にガデムの活躍はもっと見たかったですね。

ジーク・ガデム!

ところで、「ジーク」って何…?

画像の著作権©創通・サンライズ
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